著者: Alina Sokolova, Deputy CEO for Quality and Industrial Safety — Steel Technology
閉鎖空間とは、全方向が囲まれ、出入りが困難または制限されており、作業員の迅速な通行や換気が妨げられる空間を指します。
例:マンホール、コレクター、タンク、各種生産通路やトンネル、産業設備の内部など。
作業要件:
- 作業許可証(パーミット)の発行義務
- 最低3名の作業チーム(2名が作業、1名が外部で監視・補助)
- 作業員は作業開始前に教育および指示を受ける必要がある
- 容器内での作業時、温度は30оСを超えてはならない
- SAM/LOTO(ロックアウト・タグアウト)システムの使用義務。すべての機器の電源を遮断し、「スイッチを入れるな。作業中」という掲示を行うこと
- 二酸化炭素などの有害物質が発生するリスクがある環境で作業を行う場合は、作業開始前および作業中の両方で測定を行う必要がある
- 酸やアルカリが保管されていた容器で作業を行う場合は、中和処理を行い、水素の有無を確認する必要がある
- 作業終了後、責任者は従業員の聞き取り(体調確認)を行い、チームの人数を数え、閉鎖空間内に誰も残っていないことを確認しなければならない。
労働安全のモニタリングを行う際、現場責任者への通知なしに閉鎖空間に立ち入ることや、同行者なしで巡回することは禁止されています。これは特に、作業空間に有害物質が急激に放出される可能性がある製造現場に当てはまります。
閉鎖空間に対する要件:
- 各閉鎖空間には標識を設置すること
- 各閉鎖空間に対して、危険要因、リスク、リスク低減策、および緊急時・異常時の対応を記載したマニュアルを作成すること
- リスクアセスメントの実施
閉鎖空間で作業を行う際、監視員は決められた間隔で作業中の従業員を確認しなければなりません(声掛けと応答、無線機の使用、光信号など)。
監視員なしでの閉鎖空間内作業、または単独作業は厳禁です。
作業準備段階でこれらの規則を遵守することで、健康を損なうことなく安全に作業を遂行できます。
貴社の事業所では閉鎖空間での作業が行われていますか?
- はい、閉鎖空間があります
- いいえ、閉鎖空間はありません
- 閉鎖空間はありますが、作業は外部(保守)業者の従業員によって行われています