2023年11月1日に開催されたHSE DAYSのウェビナーにおいて、ロシア鉄道におけるHSE評価セッションの展開について登壇した際、ヴィタリー・ドミトルク氏より、従業員が自身の行動や同僚に対して責任を持つ能力を判定するテストの仕組みについて質問をいただきました(質問をお寄せいただき、感謝申し上げます)。
テストシステムを構築する際、私たちは「ビジョン・ゼロ」コンセプトの「7つの黄金律」に付随する質問をベースにしました。従業員は研修の前後でこれらの質問に回答し、私たちはその回答を分析することで、自身や同僚に対する安全への意識の変化を記録しました。
2つ目の評価手法は、外部から招いた管理者や専門家、あるいは研修中のモデレーターで構成される専門家グループの活動に基づいています。
専門家は、研修中の受講者のパフォーマンスを、積極性、チームワーク、回答の的確さ、課題(ケーススタディ)遂行時の知識やスキルなど、複数の指標で評価します。評価にはアンケートが用いられ、評価セッション終了後にデジタル化された後、受講者のランキングが作成されます。このランキングは各部署に配布されるものではなく、中間管理職の強みや成長分野を特定するために活用されます。
また、受講者の評価は、演習後のモデレーターによるフィードバックや、研修過程での参加者同士の相互評価を通じても行われます。自己評価は、課題終了後に受講者がワークブックに記入する形で行われます。
評価手法は、評価セッションの開催場所、所要時間、および主催者のリソースに応じて適用されます。
評価結果を分析した結果、他分野の経験も取り入れながら、これらをさらに発展させる必要があることが分かりました。
そのため、責任ある行動のレベルを評価できるテストの導入を計画しています。その一つが、人事(HR)分野で使用されている「ローカス・オブ・コントロール」テストです。その目的は、個人が自分自身の安全、そして周囲の人々の安全に対して、どの程度責任を負う準備ができているかを判断することにあります。