現場への協力会社(コントラクター)の受け入れは、私たちの業務において最も複雑で重要な段階の一つです。
多くの企業の事例を見ると、協力会社の現場受け入れは、資格証明書や選任届の形式的な確認から始まり、作業場所の指示で終わります。現場引渡書に基づいて現場を渡し、「あとはお任せ」という状態になりがちです。
協力会社の現場受け入れには、以下のいくつかの段階を含めるべきです:
作業開始前の協力会社の知識確認・テストの実施事例についてお話しします。
協力会社の資格証明書は、必ずしもその能力や知識を証明するものではなく、単なる「書類」に過ぎないことは周知の事実です。現場で協力会社のスタッフと話し、行う作業に関する基本的な質問をしてみると、30%以上が答えられないことがわかります。このことから、多くの証明書が形式的に発行されており、知識の確認や、場合によっては教育すら行われずに発行されている可能性が高いと推測できます。
手順にテストというツールを組み込むことで、未熟練なスタッフによる作業の実施を防ぎ、企業における潜在的な負の結果のリスクを大幅に低減することができます。
プロセスの構築自体は難しくありません:
私たちの事例では、作業許可証発行システムがテストシステムのデータを考慮します。つまり、テストに合格していない従業員は作業許可証に含めることができず、結果として現場で作業を行うことができません。
テストの実施を物理的にどのように組織するかについては、自社のリソースに基づいて決定できます。
選択肢:
1. 端末での実施。別室に耐衝撃仕様の端末を設置する。
2. タブレットでの実施。コンパクトで専用の部屋を必要としないのが利点。
3. 発注者のPCでの実施。コンピュータールームが必要。
4. 協力会社のPCからの実施。本人以外の受検という大きなリスクがある。
テストプロセスの組織化における主な困難は、新規の協力会社ではなく、既存の協力会社のテストを組織することでした。新しい作業許可証発行システムへの移行に際し、既存の協力会社から一定の抵抗がありました。第一に、慣れ親しんだ発行方法から離れることは常に困難です。第二に、従業員がテストに合格できず、仕事に出られないことへの不安。第三に、手書きで作業許可証に追加の作業員を記入できないこと。これらの困難はすべて克服可能です。このツールの導入に適した適応期間を設定し、協力会社と合意を形成してください。
ここで述べた実践は、未教育のスタッフが現場に入るのを防ぐための障壁を構築する上で、最も効果的な方法の一つです。